2022/02/17(木)2022年2月の決算所感
前回からの変動
- アジアクエストの利確が効いて確定損が少し減少
- ケイアイスター不動産とチャームケアの株価下落の影響が大きく、含み益が1月からさらに減少(アヘ顔)
現況
- 年初来損益 -13.8%(-927,733円)
- 年初来確定損益(-115,207円)
- 含み損益 +1,208,909.89円
マザーズの下落が止まらず、含み益がどんどこ減少中です。グッドスピードの損切り(約マイナス1万円)がまだ計算に反映されていないので、それも考慮した確定損益は-125千円くらいです。
日本企業の業績は過去最高と新聞に書いていましたが厳しい相場が続きます…(特にマザーズはもう何が起ころうが下がるしかないレベルの重症度)
2月決算所感
専業じゃないので割と分析が甘いかもしれません。
02/07 チャームケア 中間決算
介護付き有料老人ホーム展開。対前年同四半期で増収減益(個別業績では営業利益も微増益)。入居率は1Qの93.4%から2Q累計の93.7%へと改善してようやくいったん下げ止まり。だだ、2022年からのオミクロン株で3Qの入居率は再度下落しそうな予感。ヘルスケア・ディベロップメント事業は、苦楽園案件が1Qでは2023年6月開設予定だったのが、2Qでは7月開設予定に延期されていました。子会社化したライクに関しては足元においては改善傾向とのこと。固定資産譲渡の期ズレとコロナ対策で2Qの下方修正はあったものの、通期の業績予想は変更なし。当初から下期偏重予想でしたが3Q,4Qでどれだけ挽回できるか…。株価は相当にお安くなってきました。コロナさえ落ち着けば入居率は改善傾向になると想定して持ち株はひとまず持続方針。オミクロン株もピークは超えたようなので頑張ってほしいところですが、ホームページで連日コロナ感染を発表しているところをみるとまだまだ厳しそうですかね…。
02/10 ケイアイスター不動産 3Q
不動産(戸建て)。対前年同四半期で増収増益。ただし、過去最高業績の2Qよりは減速。前年3Q比較でも売上高1.9%増とやや物足りない印象を受けました。しかし、決算短信を読むと、仕掛販売用不動産がものすごい勢いで増加しているので本決算と来期の売上増につながると期待して良いのだろうか?(決算説明資料には資材供給の一部遅れの影響による完成在庫の不足との説明がありました。タマホームの月次も見る限りでは戸建て需要が落ちているという感じでもなさそうです。木材価格がまた上がってきているようですが…)配当利回りは高いし海運と違って今後の成長も期待できるので持ち株は持続方針。株価は5000円台に落ちて資材不足で来期減益でも織り込んでるような割安度。
02/10 IPS(4390) 3Q
フィリピンでの通信事業,医療・美容事業が伸び代。対前年同四半期で減収減益。期ズレで4Q偏重。フィリピンの通信事業への期待が高そうですが、今期は医療・美容事業も極めて良い業績の伸び。海外通信事業の来期以降に関しても「今期同様に、CATV事業者等向け回線提供のストックの積上げに加えて、第3四半期の年一回入金、第4四半期頃を目途とした、通信事業者からの増加トラフィック対応の為の継続受注により、四半期ごとの売上・利益の額には凸凹がありながらも、年度単位で売上・利益が拡大する見込み」(2022年3月期 第3四半期決算短信 p.4 より)とのこと。今後の成長も期待できそうなので保有継続。
02/10 アートスパーク 本決算
クリスタ(イラスト制作ソフト)。対前年同四半期で増収増益増配。海外割合やARRも順調に積み上がっているのは良いのですがクリエイターサポートのQ単体の推移では売上高・営業利益ともに減少傾向(買い切りよりサブスクのほうが安いため)。決算説明資料を見ると、引き続きサブスク移行で2022年12月期前半のクリエイターサポートは前年同期比で増収・営業利益横ばいのようですが、2022年12月期の通期で前年同期比増収・ "増益" になる予定のようです。とりあえずクリエイターサポートが前Q比で増収・利益下げ止まりにならない限りは中々買い増しづらいですね。保有100株は十分に安い株価で買えているので保有継続。
02/14 グッドスピード 1Q
中古車販売。対前年同四半期で増収,営業利益増益,経常以下減益。経常利益以下の減益は借入金に係る支払利息の増加分を吸収しきれずとのこと。MSワラントによる需給悪化・財務面など懸念は残りますが、前年1Q比較では売上高・売上総利益率・営業利益はしっかり伸びているので2Q以降の業績には期待が持てそうです。ただ、今の財務状況で金利上昇圧力がかかり続けるのが怖いし、同様にマザーズもまだまだ厳しい1年になりそうなので一旦損切りしました(-1万円)。
02/14 アジアクエスト 本決算
DX支援。コロナでDX化が加速している中で2020年12月期,2021年12月期と増収増益の企業の2022年12月期予想が悪いわけがないと思い、だだ下がっているチャートの中、決算発表直前に200株買って跨ぎました。極めて単純な自分の予想通り今期も増収増益予想を出してくれました。増益幅がやや小さくて株価が下がる懸念をしていましたがひとまずは杞憂でした。他社の企業分析しすぎて寝坊して起きたのが9時17分ごろで急いで株価を見て3000円を超えていたので全数(200株)成行売りで利確しました(+58134円)。割安感はありますが保有継続するにはもう少し独自の強みがほしいですかね。
02/14 ランディックス 3Q
不動産(住宅)。紹介・リピートによる集客割合が高いことに特色。対前年同四半期で増収増益,過去最高売上。通期業績予想の上方修正。注文住宅用地の平均在庫期間は驚異の3.02ヶ月(当社主力の土地売買について実績値平均とのこと)。1Qから利益率は漸減ですが、在庫は豊富にあるので問題なさそうでしょうか。収益用不動産事業本格化・エリア拡大フェーズなのにPBR1倍を割りそうで配当利回りもそこそこなので新規購入しました。
最近の売買
アールプランナー
打診買いからの微益撤退。FRBの金利上昇局面で無配の不動産銘柄はどうなんだという迷いが生じて微益撤退。成長性でいうとケイアイスター不動産も十分なレベルだし、利益率や配当利回り面でもケイアイスター不動産のほうが今は安心感があるかな…。
ランディックス
新規買い。
グッドスピード
損切り。地合いが悪すぎなので一旦財務がマシなネクステージ株に一本化。
アジアクエスト
決算マタギ買い → 利確。
そろそろマザース許してくれませんかね。