2025/08/15(金)2025年8月12日,8月13日の決算発表の所感
※当ブログは著者個人の投資記録を掲載していますが、投資の助言あるいは投資の勧誘等を行うものではありません。当ブログに掲載される情報は個人的見解に基づくものであり、正確性・完全性・有用性を保証するものではありません。
近況&現況
https://pawafuru.com/0460 を書いてから日が浅いので興味があればこちらをご覧ください。
TOPIX・日経平均ともに史上最高値を更新しました🎉 強すぎる…!
自身と家計の口座の合算(メインの口座, 攻めの投資方針)
- 年初来損益:+17.0%(+2,633,549円)
- 年初来確定損益:+1,156,856円
- 含み損益:約+700万円
(Kaihouファンドを含まず)
Kaihouファンドの口座
- 取得金額:1,000,000円
- 評価金額:1,159,486円
育児と個別株投資の両立は無理だと思って、トランプ関税での株価下落前に口座開設しました。高値づかみになってしまったかと思いましたが「Trump Always Chickens Out」と、井村さん・竹入さんの頑張りで、何とか良いパフォーマンスになりつつあります。
未成年口座(サブの口座, やや守り寄りの投資方針)
生後間もなく子どもに証券口座を作って運用してもらっています。主に「児童手当」「018サポート(東京都の子育て支援金)」を子どもに贈与して運用してもらっています。贈与証明書を作成して非課税になるよう調整しています。
- 年初来確定損益:1,141円(SBI・J-REITの分配金x3回のみ)
- 含み損益:+29,742円
分配金履歴はSBI証券なら https://site.sbisec.co.jp/account/assets/dividends で確認できます。
ポートフォリオ
自分と家計の口座の合算
(Kaihouファンドを含まず)
SBI証券(自身のお金で運用)
楽天証券(家計のお金で運用)
未成年口座
個別株で損して大人になってから文句言われるのはつらそうなので未成年口座はSBI・J-REIT以外はインデックス投資縛りです。今は株が高すぎるように感じるので積立停止中です。
株式・投信の年初来損益(未成年口座を除く)
ピンク破線が円換算でのS&P500ですが、それを大きく上回っています。
株式・投信の年初来確定損益(未成年口座を除く)
2025年08月12日,08月13日の決算発表の個人的な所感
主に決算短信・決算説明資料・四半期報告書から読み取って記述しております。本業・副業・育児・テニスサークル運営との兼ね合いで非常に限られた時間でまとめているので何か間違いが含まれることもあるかもしれません。その際はコメントなどでこっそり教えていただければ幸いです。(そもそも読んでいる人いるのか?という問題がありますが)
08月12日 ROBOT PAYMENT 2025年12月期 中間決算
サブスクリプション型ビジネス向けの決済および請求管理サービスの提供など。対前年同四半期比で大幅増収増益。売上・利益ともに四半期ベースで過去最高。通期業績予想の上方修正。2円増配。業績の進捗率や2025年7月利用分からの価格改定を考慮すると控えめに修正していると考えられます。
主要KPIなどは決算説明資料によくまとまっているのであまり言及するまでもないかと思います。決済処理件数の一過性の調整以外は順調でしょうか。
決算説明資料に直接は書かれていない範囲では、1Qで上がっていた解約率が2Qで下がっていて良い傾向でした。解約率の推移のグラフがほしいですね。
長期目線で引き続き保有継続予定です。
08月12日 FCE 2025年9月期 3Q決算
主にSaaS(作業自動化(RPA)ソフトとオンライン社員教育システム)。対前年同四半期比で大幅増収増益。通期業績予想の上方修正。0.5円増配。 SaaSの売上は順調に積み上がっています。Smart Boardingでは導入社数の増加がやや鈍化傾向にあります(一過性かな?)。
今後はAIエージェント事業がどういったものになるのか楽しみです。
中長期目線で引き続き保有継続したいですが、ここからさらにPERがガンガン高まるなら利益確定も視野に入るかもという具合です。
08月13日 Aiロボティクス 2026年3月期 1Q決算
主に自社AIシステム『SELL』によるスキンケア・美容家電・ヘアケア等のD2Cブランド事業。対前年同四半期比で大幅増収・大幅減益(会社予想通り)。 1株につき5株の株式分割(2025年10月1日効力発生)。株主優待は2026年3月31日以降は半年以上の継続保有要件が追加されて分割後100株でもらえるように変更されました。
主要KPIの定期会員数は前Qから16,615人増えて、153,934名となりました。(前期末に出された今期のYunth定期会員数予想は期末172,000名なので、残り2Q~4Qで18,066名増やす必要があります)
決算説明資料p.11からブランド別の売上高を出すと以下の通りです↓
既存ブランドの拡大&新規ブランドの創出に関しては新情報はありませんでした。
2QはSHOWER DRYERの拡販とStraineが効いてきます。今のところ会社予想通りのようなので引き続き保有継続方針です。
最近の主な売買
何も売買しませんでした。
保有銘柄の今後の決算発表予定
- 09月12日:ギフトホールディングス 3Q決算
2025/08/11(月)2025年6月13日〜8月8日の決算発表の所感
※当ブログは著者個人の投資記録を掲載していますが、投資の助言あるいは投資の勧誘等を行うものではありません。当ブログに掲載される情報は個人的見解に基づくものであり、正確性・完全性・有用性を保証するものではありません。
近況
8/8から有休を取って、家事・育児・副業の合間に決算書を読んでいました。休日は保育園がないので平日と忙しさが変わりません。休日が休日じゃないですね本当。
現況
TOPIXが史上最高値を更新して終値で3000Pに乗せてきました。米国株も上がってはいるものの、為替のマイナス影響が大きく、米国株投信は年初来でプラス・マイナスを行ったり来たりです。指数は割高に感じるのでインデックス投資は引き続き停止中です。いつ調整が来ても良いように余力を残していますが、日本企業も価格転嫁しまくり、AIによる生産性向上を考慮するとこれが新しい標準なんでしょうか?! いつかは大きめの調整があると思いますので気長に待ってます。
自身と家計の口座の合算(メインの口座, 攻めの投資方針)
- 年初来損益:+13.9%(+2,158,859円)
- 年初来確定損益:+1,155,327円
- 含み損益:約+650万円
(Kaihouファンドを含まず)
※野村證券でのIPO銘柄「北里コーポレーション」の売却益も含めるとさらに+66,100円ですが、IPOは運の要素が強すぎるので省いています。
Kaihouファンドの口座
- 取得金額:1,000,000円
- 評価金額:1,158,082円
育児と個別株投資の両立は無理だと思って、トランプ関税での株価下落前に口座開設しました。高値づかみになってしまったかと思いましたが「Trump Always Chickens Out」と、井村さん・竹入さんの頑張りで、何とか良いパフォーマンスになりつつあります。(過去6ヶ月ではTOPIX,日経平均,S&P500,NASDAQを上回っています)
未成年口座(サブの口座, やや守り寄りの投資方針)
生後間もなく子どもに証券口座を作って運用してもらっています。主に「児童手当」「018サポート(東京都の子育て支援金)」を子どもに贈与して運用してもらっています。贈与証明書を作成して非課税になるよう調整しています。
- 年初来確定損益:594円(SBI・J-REITの分配金x2回のみ,もうすぐ3回目の分配金が来るはず)
- 含み損益:+27,825円
分配金履歴はSBI証券なら https://site.sbisec.co.jp/account/assets/dividends で確認できます。
ポートフォリオ
自分と家計の口座の合算
(Kaihouファンドを含まず)
SBI証券(自身のお金で運用)
楽天証券(家計のお金で運用)
未成年口座
個別株で損して大人になってから文句言われるのはつらそうなので未成年口座はSBI・J-REIT以外はインデックス投資縛りです。今は株が高すぎるように感じるので積立停止中です。
株式・投信の年初来損益(未成年口座を除く)
ピンク破線が円換算でのS&P500ですが、それを大きく上回っています。
株式・投信の年初来確定損益(未成年口座を除く)
2025年06月13日〜08月08日の決算発表の個人的な所感
主に決算短信・決算説明資料・四半期報告書から読み取って記述しております。本業・副業・育児・テニスサークル運営との兼ね合いで非常に限られた時間でまとめているので何か間違いが含まれることもあるかもしれません。その際はコメントなどでこっそり教えていただければ幸いです。(そもそも読んでいる人いるのか?という問題がありますが)
06月13日 ギフトHD 2025年10月期 中間決算
主に家系ラーメン・二郎系ラーメン。対前年同四半期比で増収,営業利益増益,経常利益以下減益。四半期単体での前年比では増収増益。四半期ベースでは売上高は過去最高。これまで通り格改定が受け入れられて1Qの遅れを少し取り戻しました。「下期でのカバーを見込み、現段階では通期見通しに変更無し」とのこと。
出店は計画(括弧内数値)に対して以下の通りです:
- 直営店:純増+51店の計画
- 国内:19店,業務委託店1店閉店(50店)
- 海外:0店(2店)
- プロデュース店・FC店:純増+52店の計画
- 国内:18店+1店(40店)
- 海外:3店,1店閉店(12店)
ブランド別の増減は決算説明資料p.51に載っています。増え方は「町田商店 > 元祖油堂 > 豚山 = MACHIDA SHOTEN」です。決算短信によると韓国で「GANSO ABURADO(元祖油堂)」出店してますね。
キャッシュフローは、出店コストを営業キャッシュフローで賄えず、長期借入で賄っているという具合のようです。
問題なくみえますので、引き続き長期目線で保有継続します。
08月06日 エラン 2025年12月期 中間決算
入院・入所生活用品のレンタルサービスの提供など。前年同四半期比で増収増益,四半期単体での前年比では増収,営業利益増益,経常利益以下微減益。前Qとの四半期単体比較では減収減益ですが去年もそうなので1Qが強い傾向にあるようですね。
プラス面
- 解約率低下,契約施設数が前Qから102増加
- CSセット,リフテ,スマイルウェアの導入施設数の純増が前Qよりも増加
- CSセットの差別化プロダクト開発の今後の期待
- エムスリーとの今後のさらなるシナジー
マイナス面
- コンセンサス予想や会社予想よりはややビハインド
- CSセットの新規獲得や国内新規事業の進捗が計画よりも遅れている
- 上期にリフテの費用が約6億円あり、計画の約4億円よりも多く出た(営業利益面で一時的なマイナスだけど今後の利益貢献になるので問題ないか)
四半期単体比較用の表↓
やや懸念していた解約率が下がってストック収益は順調に積み上がっているので引き続き保有継続方針です。
08月07日 イー・ギャランティ 2026年3月期 1Q決算
売上債権に対する信用リスク保証サービスなど。対前年同四半期比で増収増益。四半期ベースでは売上高が過去最高。保証債務は8,476億円(前年同期比8.6%増加)。 売上高は「保証債務×保証料率」で決まるようなので、以下に独自に保証料率を計算してあります。(決算説明資料だと本決算時にしか公表されないようなので)
人員を増やしてこれからいかに保証料率を落とさずに保証債務金額を増やしていけるかでしょうか。概ね問題ないように見えますので引き続き保有継続方針です。
08月07日 STIフードホールディングス 2025年12月期 中間決算
セブンイレブン向けのおいしい焼き魚,惣菜,おにぎり具材等。対前年同四半期比で増収,営業利益減益,経常利益減益,最終利益増益。最終利益の増益は不動産の評価益による特別利益のため一過性。四半期単体での前年比では増収増益。営業利益率は3四半期連続改善。売上高は四半期ベースで過去最高。
経常利益は、原材料費増加は値上げで相殺。原材料理解不足による販売減(後述)よりも新商品が上。生産効率悪化と減価償却費で少しマイナスとなりました。
原材料理解不足による販売減とは?と思いましたが、決算説明資料p.8に説明がありました。
- 商品規格と調達原材料のサイズのアンマッチ発生
- 価格と価値のバランスが乖離
が生じていたようです。
8月末の決算説明会動画の公表待ちですが、長期目線で保有継続予定です。業績は改善傾向で、配当と優待が良いので気長に業績回復を待ちます。
08月07日 守谷輸送機工業 2026年3月期 1Q決算
主に荷物用エレベーターの製造・販売及び、その保守・修理。荷物用エレベーターにおいて国内シェア4割程度。対前年同四半期比で増収・大幅増益。このままいくと第2四半期は会社業績予想比で利益がかなり上振れそうです。
受注高は、エレベーター(船舶用除く)はまあまあ、船舶用エレベータは弱い、保守・修理は四半期ベースで過去最高でした。受注残高は3つ合計で過去最高に積み上がっています。
引き続き長期目線で保有継続します。
08月08日 プレミアグループ 2026年3月期 1Q決算
中古車向けのファイナンス・故障保証、オートモビリティサービスなど。対前年同四半期比で増収減益。売上高は四半期ベースでは過去最高。システム障害による一過性費用を除くと増益。
システム障害による費用は予定が19.2億円で、1Qまでに8.6億円を計上しました。残り2Q〜4Qで10.6億円残っています(予定)。貸倒引当金の戻し入れは2Q〜で5.7億円残っています。システム障害による費用は来期以降は発生しないと赤字で明記されています。
- 「2Q以降はシステム対応費用が減少し、税引前利益の進捗率は向上の見込み」(決算説明資料 p.10)とのこと。
- 延滞債権残高率が急上昇していますが「システム障害に伴い延滞債権残高率は上昇するも、新旧システムの並行稼働により債権回収プロセスは正常化しており、延滞債権残高率は今後減少見込み。保険料が今後大幅に上昇する懸念はなし」(決算説明資料 p.12)とのこと。
KPIはクレジット取扱高・故障保証取扱高ともに順調に見えます。
その他のニュースとしては伊藤忠商事株式会社と資本業務提携があって今後のシナジーが楽しみです。
悪い部分は一過性で今後良くなる方向に進むと見えますので引き続き長期目線で保有継続予定です。
08月08日 アイ・ピー・エス(4390) 2026年3月期 1Q決算
国際通信回線の提供、フィリピンでの光回線の提供・レーシック・予防医療、コールセンター事業者向けサービスなど。対前年同四半期比で減収,営業利益増益,経常利益以下減益。
事業ごとの四半期比較表を作ると以下の通りでした↓
国際通信事業
前年の1Qは通信機器((DWDM)の前倒し提供があった影響もあったでしょうか、減収となったものの増益でした。法人ネット顧客数の前Qからの増加は150をちょっと上回るくらいが限界なんでしょうか、順調に増えてはいますが目標には中々遠いです。
【2025年8月14日追記】
決算説明会動画の2:08のところで減収理由は通信機器販売がやや下回ったことによることと説明があったので予想通りでした。
【2025年8月14日追記ここまで】
国内通信事業
前年の4Qが酷すぎてまた赤字なんじゃと思っていましたが、意外と1Qから黒字を出してきました。前年同期に発生した過年度分の遡及精算の影響がなくなったことが大きいようです。
【2025年8月14日追記】
決算説明会動画の36:45のところで「第1四半期の黒字は何もなければ第2四半期以降も同程度は見込めると思います」とのこと。
【2025年8月14日追記ここまで】
メディカル&ヘルスケア事業
来院患者数が着実に伸長とのこと。黒字になってくれれば良いですね。
【2025年8月14日追記】
決算説明会動画の6:09のところで「事業として単月黒字化の実現はほぼ見えております」とのことで今後には期待持てますかね。
【2025年8月14日追記ここまで】
ニュース
新たな国際海底ケーブルの共同建設に関して、決算説明補足資料 p.14 で「9月末までを目途として更なる情報を公表できるように努めております」とのこと。同資料p.15では「今回の新たな国際海底ケーブル(本ケーブル)への投資により、収益規模は一段上のステージへ飛躍」とあるので今後が楽しみです。
国際通信事業の今後に期待して引き続き長期目線で保有継続予定です。
最近の主な売買
短期間に2件もIPOに当選して大分運を使い果たした感じがします。地合いもよくてマイナスはほぼありませんでした。年初来での最大の確定損は−40,800円で、現在は含み損は1つもありません。今年はとにかくミスが少ないですね。
6月
- FCEを100株だけ766円で利確しました(+29,400円)
- 守谷輸送機工業を100株だけ3,740円で利確しました(+127,400円)
- アイ・ピー・エスを100株だけ2,428円で利確しました(ほぼ同値撤退,+200円)
- 増減額は少ないけどNISA枠だったので掲載。国際通信事業以外のポンコツ具合にビビって100株だけ減らしてしまいました
- 国際海底ケーブルの大口受注のIRがもっと早く出てくれれば売リませんでしたが…。残りは売らない方針です
- 野村證券でIPO当選した北里コーポレーションを初値売りしました(+66,100円)
7月
- SBI証券でIPO当選したヒットを初値売りしました(+66,600円)
- 楽天証券でAiロボティクスを5,799円100株を中長期目線で買いました
8月
- Aiロボティクスをどうだろうかとか悩みまくってガチャガチャしてたら利益になってました(+19,179円)
保有銘柄の今後の決算発表予定
- 08月12日:ROBOT PAYMENT 中間決算
- 08月12日:FCE 3Q決算
- 08月13日:Aiロボティクス 1Q決算(決算説明資料のグラフを見る限りでは減益見込み)
- 09月12日:ギフトホールディングス 3Q決算
一波乱あるでしょうか…。保有株はもしかしたら決算発表までに数量を減らすこともあるかもしれませんし、そのまま跨ぐかもしれません。
2025/05/21(水)2025年5月2日〜5月15日の決算発表の所感
※当ブログは著者個人の投資記録を掲載していますが、投資の助言あるいは投資の勧誘等を行うものではありません。当ブログに掲載される情報は個人的見解に基づくものであり、正確性・完全性・有用性を保証するものではありません。
- 近況
- 現況
- 2025年05月02日〜05月15日の決算発表の個人的な所感
- 最近の主な売買
- 保有銘柄の今後の決算発表予定
近況
保有銘柄の決算発表くらいはゆっくりめに見たくて、ゴールデンウィークを遅らせて家事・育児・副業の合間に決算書を読んでいました。
現況
指数はトランプ関税ショックからかなり回復してきました。米国株投信は為替負け状態です。指数はやや割高に感じるのでインデックス投資は引き続き停止中です。
自身と家計の口座の合算(メインの口座, 攻めの投資方針)
- 年初来損益:ー0.8%(ー119,668円)
- 年初来確定損益:+856,260円
- 含み損益:+4,347,513円
去年から持ち越した分を利益確定したので、年初来損益がマイナスでありつつ年初来確定損益がプラスになっています。個別株はトータルではプラスで、年初来のマイナスは為替負けしている米国株投信のせいとなっています。
Kaihouファンドの口座
- 取得金額:1,000,000円
- 評価金額:1,029,312円
育児と個別株投資の両立は無理だと思ってKaihouファンドに一定数頼っています。
未成年口座(サブの口座, やや守り寄りの投資方針)
生後間もなく子どもに証券口座を作って運用してもらっています。主に「児童手当」「018サポート(東京都の子育て支援金)」を子どもに贈与して運用してもらっています。贈与証明書を作成して非課税になるよう調整しています。
- 年初来確定損益:594円(SBI・J-REITの分配金x2回のみ)
- 含み損益:+10,981円
分配金履歴はSBI証券なら https://site.sbisec.co.jp/account/assets/dividends で確認できます。
ポートフォリオ
自分と家計の口座の合算
(Kaihouファンドを含まず)
SBI証券(自身のお金で運用)
楽天証券(家計のお金で運用)
未成年口座
個別株で損して大人になって文句言われるのはつらそうなのでインデックス投資縛りです(汗)(追記:SBI・J-REITはアクティブファンドでした)
株式・投信の年初来損益(未成年口座を除く)
ピンク破線が円換算でのS&P500ですが、それを大きく上回っています。円高の影響で米国株投信のマイナスが大きいですが、それでもTOPIXを僅かに上回っています。
株式・投信の年初来確定損益(未成年口座を除く)
2025年05月02日〜05月15日の決算発表の個人的な所感
主に決算短信・決算説明資料・四半期報告書から読み取って記述しております。非常に限られた時間でまとめているので何か間違いが含まれることもあるかもしれませんがその際はコメントなどでこっそり教えていただければ幸いです。(そもそも読んでいる人いるのか?という問題がありますが)
05月02日 エラン 2025年12月期 1Q
入院・入所生活用品のレンタルサービスの提供など。前年同四半期比で増収増益。売上高から最終益まで四半期ベースで過去最高。四季報に書いてあるように「オリジナル患者衣の導入費やのれん償却費をこなし」てこの業績なら順調ではないかと思います。契約57施設・解約38施設で解約も少なくない点は留意が必要です。解約率が漸増していますが、CSセットの価格改定もそこそこの頻度で行われているようなのでまだギリギリ許容範囲内かと考えています。 CSセットの差別化プロダクトを開発中で近日中に実証トライアル予定とのことで期待しています。解約率の動向には留意しつつも今のバリュエーションであれば保有継続の予定です。
05月09日 IPS(4390) 2025年3月期 本決算
国際通信回線の提供、フィリピンでの光回線の提供・レーシック・予防医療、コールセンター事業者向けサービスなど。
対前年同四半期比で増収,営業利益増益,経常利益以下は減益(為替の影響が大きい)。2026年3月期も2桁の増収増益予想。想定為替レートは1ドル140円,1ペソ2.5円。為替の影響は決算説明会資料のp.16参照。大型戦略投資のため「今後3年間を目安に配当水準を据え置く見通し」とのこと。
配当据え置きに関しては、決算説明会によると、Baler陸揚局建設プロジェクトと日本〜フィリピン〜シンガポールを結ぶ新たな国際海底ケーブルシステムの共同建設の投資が重いようです。売掛金の増加は、主にISP囲い込みによる通信機器の販売によるもので、3〜5年の分割で回収予定で、キャッシュフローは後はからついてくるとのこと。一定の期限で貸倒引当金に機械的に計上しているみたいな話もありました。
国際通信事業
毎年1000件を超える顧客増の目標を掲げた中期経営計画には届いていませんが、課金顧客数は順調に増えています。売上・利益ともに右肩上がり。現状はこの事業しか期待できません。課金数増加に向けた回線整備のスピードアップ・Baler陸揚局建設プロジェクト(2025年7月工事開始,2026年6月末完成を目指す)・日本〜フィリピン〜シンガポールを結ぶ新たな国際海底ケーブルシステムの共同建設・フィリピン政府向けネットワーク構築などが今後の楽しみでしょうか。
営業利益率が2026年3月期に落ちる理由としては、「保守的にみている」「30%台半ばは維持したい」と決算説明会で発言がありました。
国内通信事業
接続料水準の変更や3年度分の遡及精算が一時的に発生とのことで大幅な減収減益💩 特に4Q単体の業績がかなりひどいです。不正な大量発信を防ぐために取引を見直したというような話が決算説明会でありました。
2026年3月期は「黒字転換を見込み、回復基調に入る見通し」とのこと。「アクセスチャージに係る一部取引の見直し等の影響が続くほか、通信事業者間の通信トラフィックに一部減少が見込まれるものの」と書いてあるので中々黒字は信じがたいですね。ただ、2025年5月16日に出た「投資家の皆様によりいただいたご質問と回答」によると、「2026年3月期の業績予想は保守的な前提に基づいており、当社としては業績が底を打ち、回復フェーズに入ったと認識しております」と書いてあるので自信があるんですかね。
メディカル&ヘルスケア事業
わずかに減収減益ですが、「2024年は月間平均来院患者数が2023年比で約2.4倍に増加。特に下期は、上期に比べ倍増しており、成長ペースが加速」とのこと。
こちらも2026年3月期は黒字転換とされていますがあまり期待できないのではないかと個人的には感じます。
保有株をどうするか
国際通信事業がなければ保有する理由はないのですが…。もう最悪自身の儲けにならなくていいので、フィリピンのインターネッツの発展のために資金提供しておこうかというような心境です。国際通信事業以外はポンコツ状態ですが、国際通信事業の成長性を考えるとPER1桁はさすがに安いと言える水準ではないかと個人的に思っています。
05月12日 ロボペイ 2025年12月期 1Q
サブスクリプション型ビジネス向けの決済および請求管理サービスの提供など。前年同四半期比で増収増益。売上高から最終益まで四半期ベースで過去最高。ただし、サブスクペイの売上高や主要KPIの伸びは鈍化傾向。サブスクペイの成長が見えないと株価は上がらないのではないかと思います。
決算の質問回答会: https://www.youtube.com/live/_Ez4V_2F-w4?si=jB4eNlswptYeadTJ&t=2498 では、4Q→1Qは年始の休みの日数や2月に日数が少なかったりであまり伸びないのが例年のトレンドとの説明がありました。それに加えて1click後払いの決済取扱高がやや低調だったとも説明されています。
月次の開示内容次第では売ろうかと思いましたが、2025年4月度月次売上高でようやくどうにかサブスクペイの成長が見られたので、まだしばらく保有継続したいと思います。
05月12日 守谷輸送機工業 2025年3月期 本決算
主に荷物用エレベーターの製造・販売及び、その保守・修理。荷物用エレベーターにおいて国内シェア4割程度。対前年同四半期比で増収・大幅増益。四半期ベースで売上高から最終益まで過去最高。 2025年3月期の期末配当予想を修正(増配)。
建設工事全般の遅れから着工台数が減少したものの、単価上昇で吸収。保守・修理は問題なく好調。
受注高・受注残高も堅調。
2026年3月期は、為替150円/ドル想定で、増収・微増益、4円増配の予想。コスト上昇を保守的に織り込んでこれなら問題なさそうです。
荷物用エレベータを作るほどに専門的な修理・保守需要が生まれ続けるので、長期目線で引き続き保有継続予定です。
05月14日 FCE 2025年9月期 中間決算
主にSaaS(作業自動化(RPA)ソフトとオンライン社員教育システム)。DX推進事業・教育研修事業ともに好調で対前年同四半期比で大幅増収増益。
DX推進事業
「RPA Robo-Pat DX」の導入社数は1,628社(前年同期は1,291社で26.1%増)と好調。 https://note.com/fce_ir/n/n93d13ebde03c によると「4月は単月で40社超の導入があり」とあるので今後にもかなり期待が持てそうです。
教育研修事業
「Smart Boarding」(直販)の導入者数は716社(前年同期は555社で29.0%増)と好調。 OEMパートナー2社の事業終了に伴い、全体の導入社数は2024年12月末時点と比較して一時的に減少。「単価および収益性の観点からOEM中心の展開を見直し、直販を軸とした戦略転換を図っております」とのこと。同時に目標導入社数は直販800社に変更されました。売上高ベースでは直販が約85%を占めているようで、保有継続の許容範囲内であると個人的には考えました。
直販に注力する動機の詳細は https://note.com/fce_ir/n/n93d13ebde03c にも書かれています。
四半期ごとの変化表
調子が良すぎた前Qよりは勢いが落ちましたが、目標クリアのハードルは高くない状態です。まだまだ成長できると個人的には思っています。
株式分割前にあった株主優待がどうなるかはまだ不明。株価下落時のカードに使われるのかもしれません。引き続き保有継続予定です。
05月14日 STIフードホールディングス 2025年12月期 1Q
セブンイレブン向けのおいしい焼き魚,惣菜,おにぎり具材等。対前年同四半期比で増収減益。利益率の落ち込みがひどかった最悪期(前Q)は脱したという具合でしょうか。売上高はもう少し欲しかったですが、例年やや下期偏重なのでこんなところですかね。「関西工場は、当第1四半期連結累計期間において黒字で着地しましたが、想定する生産数量には至りませんでした」とのこと。またしばらく優待缶詰を食べながら我慢の日々が続きそうです…。(すでに成長期待がかなり剥落したPERなのでそこまで下がりませんかね)
05月14日 イー・ギャランティ 2025年3月期 本決算
売上債権に対する信用リスク保証サービスなど。対前年同四半期比で増収増益。四半期ベースで売上高利益ともに過去最高。保証残高1兆8,852億円(前年同期比33.4%増加)、保証債務は8,260億円(前年同期比9.9%増加)。 2026年3月期は増収・微増益・1円増配の予想。やや保守的かという印象を受けます。決算説明資料p.19によると、2026年3月期は「人的投資から収益転嫁させる初年度として、営業推進支援・教育研修に努め早期戦力化を図り、下期から契約数の加速度的な増加とマーケティング強化を目指す」とのこと。今期は今後の成長のための一時的な踊り場感ありますかね。保証債務が積み上がって平均保証料率は下げ止まってますし、中期経営計画の「人員不足」という課題に対して従業員数も20名増加(決算説明資料p.20と2月10日の「企業価値創造プロセスの公表に関するお知らせ」p.20 を比較して、営業人材22名増加,審査人材3名増加)できていますし、金利上昇や景気悪化で需要増が見込めるため長期目線で持続方針です。
05月14日 Aiロボティクス 2025年3月期 本決算
主に自社AIシステム『SELL』によるスキンケア・美容家電等のD2Cブランド事業。対前年同四半期比で約2倍成長。 2026年3月期も約2倍の成長予想。(←バケモンか?)
2026年3月期は
- Yunth定期会員数予想:172,000(前期末137,319,前期末比+25.25%)
- 1Qに「SHOWER DRYER」のプロモーション費用及び「Yunth」の新規顧客獲得の強化に伴う投資を計画とのことで大幅減益見込み。それにより営業利益は大幅な下期偏重。1Qが特に大幅減益見込み(とグラフから読み取れる)
- 1Qにヘアケアブランドで「ヘアオイル」「トリートメント」「シャンプー」を市場投入予定
- 2025年3月期よりも人材採用・人件費に上場調達資金をかなり使う予定
とのことで、次回の株主優待と今後の成長が楽しみです。株価はまだ2倍成長を織り込んでいないように思えます。2倍成長の確度が高まるにつれてという感じかと思います。
05月15日 プレミアグループ 2025年3月期 本決算
中古車向けのファイナンス・故障保証、オートモビリティサービスなど。対前年同四半期比で増収増益。ただし期初予想比ではシステム障害による影響で大幅に未達。システム障害による一過性費用を除くと利益面では期初予想を達成。 2026年3月期も増収増益で14円も増配。今後の業績の自信からの大幅増配予想でしょうか。
システム障害による税引前利益への影響額は2025年3月期が13.1億円,2026年3月期は19.2億円から貸倒引当金7.1億円を戻入れて12.1億円の見込み。(決算説明資料p.5参照)
セグメント別では、ファイナンス事業で粗利益率が低下しました。「4Qにおける長プラの上げ幅が大きく(1.85%→2.20%と0.35%上昇)、顧客金利への転嫁とのタイムラグが発生」とのことです。 https://www.boj.or.jp/statistics/dl/loan/prime/prime.htm では、みずほ銀行の長期プライムレートのようですが、3月11日に2.35%まで上がった後、4月10日に2.05%に下がり、その後は変化なさそうです。
前年比較は決算説明資料が充実しているのですが、前四半期との比較は充実していないので独自に比較用の表を作成しました👇(「自分が分かれば良し」な表なので他人には見づらいと思います)
システム障害さえなければ順調だったのが惜しいです。2026年3月期の1Q〜3Qは貸倒引当金が戻入れられるまで利益面で厳しいかもしれませんね。ただ、ビジネルモデルが壊れたわけではないので配当をもらいながら持続というのもありかと思い売らずに持っておくことにしました。
最近の主な売買
前回の記事以降、売買はありません。
保有銘柄の今後の決算発表予定
- 06月13日:ギフトホールディングス 中間決算
2025/05/12(月)2025年2月7日〜3月17日の決算発表の所感,育児のため投資スタイル変更
※当ブログは著者個人の投資記録を掲載していますが、投資の助言あるいは投資の勧誘等を行うものではありません。当ブログに掲載される情報は個人的見解に基づくものであり、正確性・完全性・有用性を保証するものではありません。
近況(投資スタイル変更の経緯)
家事・育児・副業(個人Web開発)・会社テニス部の運営・株取引のルーティン(新聞を読む・経済雑誌を読む・経済番組を倍速で見る・適時開示資料を読む・決算書を読む・社長のインタビュー動画を見る)をこなすのに疲弊していました。
子どもが動き回るようになって離乳食も1日何回も食べるようになってからとりわけ家族全体で余裕を失っていて関係が危うくなってきて、家族会議の結果、個別株投資をやめて株取引のルーティンの大部分もやめて、育児(と本業・副業)に集中することになりました。
これまで、家族の要望通りのマンションを買うとなると1億円程度かかるため、よりいっそう株式投資を頑張らないとと必死になっていましたが、これまで何度も話してきた「身の丈に合っていない」ということを受け入れてもらいました。(全力で株式投資しないと1億円前後のマンションは買えないのでそれを支えてもらえないなら残念ながら諦めてもらわざるを得ません。ただ株式投資以外にも本業・副業(個人Web開発)があるので無理のない範囲で努力を継続したいと思います)
今後は新しく個別銘柄を買うことはよほど例外的な場合を除いてやめてインデックス投資家になって育児を支えていこうと思います。そんなわけで今後個別銘柄に対して取れる行動は、保有継続or売却の2択になりました。保有継続しても個別銘柄はやはり日々の値動きが気になりますので、会社の成長が怪しくなった銘柄は積極気味に売却を進めてインデックス投信に切り替えたいと思います。
ごく直近では、トランプ関税で世界的に株式がぐちゃぐちゃになって円高が進みました。株式と比べると関税の影響が少ないJ-REITは安定しています。
現況
長期目線で保有している個別銘柄はおそらく一時的であろう業績・KPIの減速が見られるものが多く、決算発表でそこそこ苦しい展開に陥りました。決算発表のピーク直後はどうも空売りされまくっているであろう銘柄が多く、指数に若干劣後していました。
1週間程度の短期トレードではプラスが上回っています。
トランプ関税で株価大幅下落のタイミングであまり円高や関税のマイナス影響のないグロース株を強めに買ったおかげで直近はややパフォーマンスが回復傾向です。
投信は、トランプ関税ショック前は米国株・日本株ともに割安感には乏しかったので積立を停止していました。J-REITは安いタイミングで積み立てて、プラス転換したところで積み立て停止しました。J-REITは安定して現状の5%前後の利回りが得られるなら最悪もう値上がらなくても許容範囲です。トランプ関税ショック後は、世界的に株式がぐちゃぐちゃになって円高が進み、海外投信が米国株に集中していることに危うさを感じたため、新興国や米国を除く先進国へも一定割合分散させて積立を再開することにしました。5月に近づいてかなり株式が回復してきて為替もやや円安気味になってきたので再度積立を停止しました。
自身と家計の口座の合算(メインの口座, 攻めの投資方針)
- 年初来損益:ー3.9%(ー588,884円)
- 年初来確定損益:+855,241円
- 含み損益:+3,961,787.43円
(Kaihouファンドを含まず)
去年から持ち越した分を利益確定したので、年初来損益がマイナスでありつつ年初来確定損益がプラスになっています。
Kaihouファンドの口座
- 取得金額:1,000,000円
- 評価金額:992,601円
育児と個別株投資の両立は無理だと思って、トランプ関税での株価下落前に口座開設しました。やや投資タイミング悪く、高値づかみになっています。
未成年口座(サブの口座, やや守り寄りの投資方針)
生後間もなく子どもに証券口座を作って運用してもらっています。主に「児童手当」「018サポート(東京都の子育て支援金)」を子どもに贈与して運用してもらっています。贈与証明書を作成して非課税になるよう調整しています。
- 年初来確定損益:228円(SBI・J-REITの分配金のみ)
- 含み損益:+7,705.93円
分配金履歴はSBI証券なら https://site.sbisec.co.jp/account/assets/dividends で確認できます。
ポートフォリオ
自分と家計の口座の合算
(Kaihouファンドを含まず)
SBI証券(自身のお金で運用)
楽天証券(家計のお金で運用)
未成年口座
トランプ関税で株価調整が進んでかつ円高になってくれたので、新興国や米国を除く先進国へも一定割合分散させて積立を再開していました。「米国を除く先進国」(SBI・VEA)が日本株を含んでいるのでTOPIXの積み立ては停止してそちらを経由して日本株投資する形にしました。5月に近づいてかなり株式が回復してきて為替もやや円安気味になってきたので再度積立を停止しました。
株式・投信の年初来損益(未成年口座を除く)
ピンク破線が円換算でのS&P500ですが、それを大きく上回っています。TOPIX比では米国株下落と円高の影響が大きく、数ポイントほど劣後しています。
株式・投信の年初来確定損益(未成年口座を除く)
2025年02月07日〜03月17日の決算発表の個人的な所感
主に決算短信・決算説明資料・四半期報告書から読み取って記述しております。非常に限られた時間でまとめているので何か間違いが含まれることもあるかもしれませんがその際はコメントなどでこっそり教えていただければ幸いです。(そもそも読んでいる人いるのか問題がありますが)
02月07日 プレミアグループ 2025年03月期 3Q
主に中古車向けのファイナンスと故障保証。近年はオートモビリティ事業が急成長中。対前年同四半期比で増収増益。絶好調だった前Qよりは失速。
前年比較は決算説明資料が充実しているのですが、前四半期との比較は充実していないので独自に比較用の表を作成しました👇(「自分が分かれば良し」な表なので他人には見づらいと思います)
主要KPIは2Qよりは減速したものの、決しては悪くはないという具合でしょうか。3Q単体のファイアンス事業の利益率が一気に低下したのは「おや?」と思いましたが、投資勉強会では以下のように説明されています。
- 2Qから3Qで本業ではない一過性で売上・利益の数字が落ちているが心配無用
- 2Qだけ1.6億円(保険履行収益)が発生している。3Qはそれがない
- 子会社(債権回収会社)の2Qの非常な好調(金融資産の減損利得)から3Qで平常に戻った
- これら2つ合わせて2億円くらい減っている。これらを考慮するとQonQでも増収増益
ソース:https://www.youtube.com/live/7WueZBdI_9w?si=hGXkEXxTT4I4wUei&t=1905
とのことなのでその言葉を信じたいと思います。引き続き保有継続の予定です。ちょっと前には珍しくシステム障害などの懸念事項も出してきたので本決算も引き続き数字を精査したいと思います。決算発表後は株価は下落。さすがに2Qがあまりにも良すぎた反動でしょう。
02月07日 IPS(4390) 2025年3月期 3Q
国際通信回線の提供、フィリピンでの光回線の提供・レーシック・予防医療、コールセンター事業者向けサービスなど。
対前年同四半期比で大幅増収増益。為替差益241百万円。国内通信事業・メディカル&ヘルスケア事業が共にポンコツ状態で、現状期待できるのは国際通信事業だけになりました。
Q単体比較用の表を作成すると以下の通りです:
その他、3Qでは新規のIRU契約がまったくなかったということはないのですが大型のIRU契約はなかったとのこと。
そろそろアクセル踏んでいかないと中期経営計画目標の2026年末に法人ネット顧客数4500件は中々厳しそうでしょうか。ただ決算説明会動画の18分頃によると12月の開通が80件とのことなので今後の成長に期待したいです。引き続き保有継続の予定です。決算発表後は株価はほぼ横ばい。
02月10日 イー・ギャランティ 2025年3月期 3Q
売上債権に対する信用リスク保証サービスなど。対前年同四半期比で増収増益。一時期下がった保証債務もどうにか積み上がっています。リスクポートフォリオの見直しにより保証履行が抑制された結果、利益率向上。第4四半期も抑制傾向が継続する見込みとのこと。金利上昇や景気悪化で需要増が見込めるため長期目線で保有継続予定です。
02月12日 守谷輸送機工業 2025年3月期 3Q
主に荷物用エレベーターの製造・販売及び、その保守・修理。荷物用エレベーターにおいて国内シェア4割程度。対前年同四半期比で増収・大幅増益。
対前年同四半期比での「保守・修理」の受注の大幅増加に加えて、エレベーターの受注が爆増しました?!
同時に株式の立会外分売も発表されましたが50,000株なので影響は軽微。決算発表後は株価がなぜか下がりました(何か見落としているものがあるか?)。決算発表前から空売りが入っているので株価操作されている感じはあります。同業他社比較でもいくら東証スタンダードとはいえ割安感がありますので新NISAで買い増ししておきました。
02月13日 FCE 2025年9月期 1Q
主にSaaS(作業自動化(RPA)ソフトとオンライン社員教育システム)。DX推進事業・教育研修事業ともに好調で対前年同四半期比で大幅増収増益。特に文句のない好決算でした。保有継続予定です。
02月13日 STIフードHD 2024年12月期 本決算
セブンイレブン向けのおいしい焼き魚,惣菜,おにぎり具材等。対前年同四半期比で増収増益。2025年12月期も増収増益予想。ただ4Q単体では大きく利益率が落ち込みました。決算説明資料によると「4Qにおいてカップデリの原材料に使われる生鮮野菜の価格が急上昇」とのこと。ここ最近は価格転嫁がずっとうまくいっていたので4Qはネガティブサプライズになったでしょうか。
決算説明動画によるとキュウリが非常に値上がってしまったようです。(https://agrine.jp/market.php?ctg=%E3%81%86%E3%82%8A%E9%A1%9E&itm=34100 によると、10月下旬〜11月中旬前まで平年より高かったことが確認できました。その後は平年とほぼ変わらないくらいで推移しています)
2025年12月期も増収増益とはいえ、増益率が低く次の成長のための踊り場と見られたせいか、そこまでやるかというくらいに売られました。優待を含めた利回りは4%を超えてかなり割安感が出てきました。売上の大半がセブンイレブン向けなので、ひょっとするとセブンイレブンがクシュタールに買収されて不採算店が閉鎖されることでも織り込み始めていたりしますかね? (新聞では買収提案受け入れに難色を示しており、自力での企業価値向上を目指すと書かれています。3/1の新聞記事ではクシュタールは日本での店舗閉鎖は計画していないと書かれています)
商品販売増や生産効率向上などの企業努力は見えますし、2025年12月期もトップラインは二桁増の予想ですので引き続き保有継続の予定です。おいしい優待缶詰も家族に好評で売りづらいですね。食料が簡単に手に入る時代がいつまで続くかも分からないので優待がある限り持っておきたい気持ちが強いです。
02月14日 Aiロボティクス 2025年3月期 3Q
主に自社AIシステム『SELL』によるスキンケア・美容家電等のD2Cブランド事業。対前年同四半期比で大幅増収増益。通期業績予想上方修正。
「4Qは来期以降の成長率及び社内目標達成を重視し、売上及び利益をコントロール予定」と説明されているので来期も自信ありそうですね。
定期会員数増やVC保有割合低下もポジティブ。直近はYunthの商品ラインナップ増に加えて、3月のドライヤー市場参加でどれだけ結果を出せるかに注目したいと思います。保有継続予定です。
03月14日 Macbee Planet 2025年4月期 3Q
技術と、独自に蓄積したデータを用いた成果報酬型LTVマーケティングを提供。対前年同四半期比で増収増益。2026年4月期からIFRS移行予定。IFRS移行後は「のれん」の定期償却がなくなります。利益率はクライアントMIXの影響で低下傾向。4Qも3Q対比で微減見通しとのこと。ただし、決算説明資料p.5 によると、来期の粗利は改善予定とのこと。分割払いの未収入金は
https://www.youtube.com/live/tGeR-Pzsnlw?si=xik_ARCGxzkciLpe&t=1846
で回収は問題ないとされています。
来期見通しも悪くなさそうなので持っておこうと考えていましたが、トランプ関税が想像を超えるもので、景気悪化が避けられなさそうに思えて、4月にアバントグループと入れ替える形で損切りしてしまいました。成長性はあるけどこの会社固有のリスクも高めなので難しいところです。
03月17日 ギフトHD 2025年10月期 1Q
主に家系ラーメン・二郎系ラーメン。対前年同四半期比で増収減益。四半期ベースでは売上高は過去最高。利益は、前年同四半期は価格改定を前もってしていたのに対して今期は価格改定がコスト上昇(キャベツ・米など)と同時のタイミングとなったため、減益となりました。
ポジティブ要素
- 大幅な賃上げ等で退職率が大幅減(14.7% → 11.9%)
- 1月に引き続き3月も値上げ
- 直営店出店ほぼ目標分の賃貸借契約の締結完了
ネガティブ要素(3月の値上げで対応予定)
- 原材料費上昇:米は高止まり、キャベツは落ち着く見通し
- 人件費上昇:一過性ではないはず
例年1Qよりは2Qのほうが弱いので1月&3月の値上げを考慮しても2Qまでの利益が会社予想に届くかは厳しめに思えます。ただ値上げは受け入れられると思いますし、過去のダブルバガーと優待&配当で投資資金はほぼ回収しているので株価下落を受け止めて保有継続しようかと思います。
最近の主な売買
トランプ関税発表で株価大幅下落前の売買
今回の決算は長期目線の銘柄でダメージを負いましたが、比較的短期のトレードではプラスが上回る成果を出せました。
主な利益確定
- 守谷輸送機工業:特定口座から新NISA口座に移動するために利益確定して+435,600円
- Macbee Planet:令和のブラックマンデー時に買った家計用口座の1枚がそこそこ上がったので利益確定して+120,800円。去年一番苦しめられた銘柄でしたが今回の利益確定でこれまでの損失を全部返せました
- IPS(4390):特定口座から新NISA口座に移動するために利益確定して+120,400円
- 日水コン:道路陥没で上がっていましたが、まだ行けると思って乗って少し取れて+4,912円
- 東洋炭素:決算発表後のリバウンドを狙い通り取れて+27,385円
- ミマキエンジニアリング:インクがリカーリングビジネスであることを考えると安すぎんかと思って買って決算と控えめな上方修正で跳ねてくれて+64,969円
- アンビスホールディングス:ホスピス四天王?の一角サンウェルズがやらかしましたが、アンビス社長が不正を批判する新聞記事を出している以上、こちらはグレーかホワイトであろうと思って決算発表をまたぎました。中々決算書が出てこなくて小便ちびりそうになりましたがかなり遅れて出てきました。1Qで中間利益の半分を超える内容が好感されて利益確定できて+55,250円
主な損切り
- トランザクション:毎年1Qは強い数字を出してくるので円安でも商売がうまいので行けるかと思ったらそんなでもない業績で損切りしてー13,800円
- エヌ・ピー・シー:伊勢化学工業の時みたいにビッグウェーブに乗れるんじゃないかと思ったらすぐ下落に転じて損切りしてー40,800円
- エスペック:IMVが行けるなら行けるでしょと思ったらまったくそんなことはなく損切りしてー9,719円
- DeNA:ポケモンの波に乗り切れず損切りしてー10,029円
トランプ関税発表で株価大幅下落後の主な売買
新規買い・買い増し
- アバントグループ:Macbee Planet よりは景気の影響を受けづらいかと思って、それと入れ替えました。1563円 x 300株,加えて100株信用買い。
- FCE:家計のお金はKaihouファンドにまとめておきたかったので家計の口座にある分を利益確定して自身の口座用に 447円 x 400株 買い増しました
- ロボペイ:関税も円高も直接的なマイナス影響はないので 1809円 x 200株 で買いました
- エラン:関税も円高もマイナス影響はないので 678円 x 600株 で買いました
主な利益確定
- 日経平均ブル2倍上場投信:+10,830円
- FCE:家計の口座はKaihouファンドに任せたいので家計の口座にあった600株を利益確定して+7,800円
- ロボペイ:暴落時に信用買いした分を利益確定して+19,078円
- アバントグループ
- 暴落時に信用買いした分を利益確定して+10,800円
- 決算発表後のPTSで現物を全数利益確定して+42,600円
主な損切り
- Macbee Planet:景気悪化したらそこまで強くはいられないかと思いアバントグループと入れ替える形で200株損切り。ー24,600円
投信積み立て
トランプ関税ショックで株価調整が進んでかつ円高になってくれたので、米国だけでなく、新興国や米国を除く先進国へも一定割合分散させて積立を再開しました。その後、5月に近づいてかなり株式が回復してきて為替もやや円安気味になってきたので積立を停止しました。
2025/02/19(水)2024年度の年間投資成績,主な売買の記録
※当ブログは著者個人の投資記録を掲載していますが、投資の助言あるいは投資の勧誘等を行うものではありません。当ブログに掲載される情報は個人的見解に基づくものであり、正確性・完全性・有用性を保証するものではありません。
近況
妻の出産・引越(賃貸住宅)に伴う膨大な雑務をこなして育児のルーティンを覚えて少し落ち着きましたが、家事や子どものお世話をしつつ、会社テニス部の運営もしつつ、副業(個人Web開発)もしつつ、株取引のルーティン(新聞読む・経済雑誌読む・経済番組を倍速で見る・適時開示資料を読む・決算書を読む・社長のインタビュー動画を見る)もするというだけでもかなりかなりキツく、育休中でもまったく余裕がありませんでした。
この記事も正月明けに書き始めてもう2月中旬になりました(汗)
2024年の市況としては、日本株・米国株ともに好調でした。米国株はここ2年でバリュエーションがかなり上がってしまいました。とはいえ、生成AIによる変革や生産性向上を考慮すれば高くないという見方も可能な範囲でしょうか。
現況(2025年の大発会前時点において)
令和のブラックマンデーで買いまくったのが奏功して、メインの口座は主要指数を上回るパフォーマンスで終えることができました。あの暴落が完全なターニングポイントで、あのとき買っていなければS&P500に勝てませんでした。
自身と家計の口座の合算(メインの口座, 攻めの投資方針)
- 年初来損益:+44.4%(+4,439,038円)
- 年初来確定損益:+1,636,095円
- 含み損益:約+382万円
※野村證券でのIPO銘柄「アズパートナーズ」と「東京地下鉄」の売却益も含めるとさらに+145,640円ですが、IPOは運の要素が強すぎるので省いています。
未成年口座(サブの口座, やや守り寄りの投資方針)
生後間もなく子どもに証券口座を作って運用してもらっています。主に「児童手当」「018サポート(東京都の子育て支援金)」を子どもに贈与して運用してもらっています。贈与証明書を作成して非課税になるよう調整しています。
- 年初来確定損益:+267円(SBI・J-REITの分配金のみ)
- 含み損益:約+2586円
ポートフォリオ
自分と家計の口座の合算
SBI証券(自身のお金で運用)
楽天証券(家計のお金で運用)
家計のお金はあまり株式投資に使わない予定だったのですが、令和のブラックマンデー時に解禁しました。
未成年口座
米国株投信はバリュエーションを考えて早々に積立を停止しました。個別株投資では予想PER20倍超えてから投資することはめったにないので米国株投信はしばらく調整を待ちたいです。生成AIによる変革や生産性向上を考慮すれば調整なく上がることも考えられますがそのときはあきらめてステイします。
株式・投信の年初来損益(未成年口座を除く)
※野村證券でのIPO銘柄「アズパートナーズ」と「東京地下鉄」の売却益も含めるとさらに+145,640円ですが、IPOは運の要素が強すぎるので省いています。
株式・投信の年初来確定損益(未成年口座を除く)
※野村證券でのIPO銘柄「アズパートナーズ」と「東京地下鉄」の売却益も含めるとさらに+145,640円ですが、IPOは運の要素が強すぎるので省いています。
最近の決算発表の個人的な所感
今回はあまりにも多忙のため省略します。
2024年9月以降の主な売買
年初から8ヶ月間の主な売買は https://pawafuru.com/0453 をご覧ください。
主な利益確定
- アイドマHD:令和のブラックマンデー以降にいい具合に上がってくれて+17万円
- 日本ホスピス:令和のブラックマンデーから安く拾って高く売るを何度かしていたら+10万円。競合は色々ありますしビジネスモデルはそんなに強くないので中長期では持たないことにしました
- パルグループHD:3か月弱くらいで割安感がなくなったので利益確定。+25.4万円
- 守谷輸送機工業:ダブルバガーでの利確を1枚欲しくなって利益確定。+12.7万円
- ビューティガレージ:円安キツイかなと思って一旦切りました。微利確
他には配当金が3.1万円ありました。
主な損切り
- 日本アクア:結構長いこと持っていましたが工期の遅れをもっと深刻に考えたほうが良いのではないかと思って一旦切りました。値上げができないのと業績予想の当てにならなさも損切りの一因。ー2万円