2018/05/03(木)人生初のテニス公式戦の軌跡
2017年9月11日。生まれて此の方、初めてまともにラケットを握りました。自身で落下させたボールでさえもホームランしたのは記憶に古くありません。
テニスにハマった後は、2018年3月29日まで週2でテニススクールに通いました。ある程度はラリーが続くようになったと思えた後は、テニススクールを週1に減らして社外のテニスサークルに加入させてもらい、合計週2の練習を確保して続けてきました。
大会に出るには時期尚早かと思われましたが、経験値を貯めるのも重要かと思われたため、本日、5月3日、人生初のテニスの公式戦である区民大会(男子シングルス2部)に出場しました。
集合は午前11時でした。午前8時頃まで雨が降っていたため、中止ではなかろうかと思いました。念のために電話をして、「実施してます」との回答をもらい、いざ出発。
集合後から試合まではかなり待たされ、スポーツドリンクの残量が不安になるほどでした。1日に複数試合やる方もいるようで、2L入る水筒と簡単な食べ物を持参しておけばと少々後悔しました。スポーツドリンクは自販機でも売り切れになっていました。
結局、1時間半ほど他人の試合を見たあとに、我々の試合のプレイボール(野球の癖が)。フゥィッチでは「アップ」を宣言して的中! 風はそこそこありましたが、サーブで圧倒的に有利・不利が分かれるというほどの風ではなかったし、太陽のまぶしさも控えめで、人生初公式戦でいきなりサーブを打つのも自信がなかったため、「レシーブ」をもらいました。
相手からのサーブは中々に威力があって、打てないほどではありませんでしたが、手元で曲がるスライスの軌道にほとんど合わせることもできず、サービスエースの嵐。この時、初めて、「サーブや、ラリーが続いていたときのことばかり考えていて、リターンを安全に返すことをほとんど考えていなかったし、リターン練習が著しく不足していた」ことに気付かされました。
体が強張ってサーブも中々入らず、圧倒的絶望! ゲームカウント 0-4 まで来て、この状況を打破する何かはないかと考えるも、何もなく、せめて練習でやってきたことをやろうと思って、サーブのときにボールを見続けるというのを忘れていることに気づいて修正して、少しずつサーブが入るようになってきました。ゲームは奪えませんでしたが、相手のミスも誘って 30 - 40 くらいまで押せるようになってきました。リターンは1球だけまぐれで完璧なリターンエースを取りましたが、その後は続かず。最後のマッチポイントを取られた状態でのサーブも体が強張ってダブルフォルト。ゲームカウント 0 - 6 でジ・エンド。
初級・中級が分かれていないため、今の自身の実力で勝つのは困難を極めるとは分かっていましたが、中々の酷さで笑いそうになりました。良かったのは終盤、「サーブ時にボールを見続けていないことに気づいて修正できたこと」と、わずか1球ながら「完璧なリターンエースが取れた」ということ。あとはもうダメダメです。課題が紛う方なく「リターン」であると分かったのが最大の収穫でした。
この敗北は、また私のあすの出発にも、光を与えることでしょう。