2015/06/21(日)第13回「朗読の日」
映画を観ても泣かない自分が朗読を聴いて涙を流すとは思いませんでした。
昨日は「朗読の日」の公演(Bステージのみ)を聴きに行きました。大学院からバスに乗って小松空港に行って飛行機に乗って羽田空港まで飛んで羽田空港国内線ターミナル駅からは電車で新橋へ。新橋に着いてから適当に昼飯を食べて博品館劇場に向かいました。1時間以上に前に「銀座博品館TOY PARK」に着いたので館内をうろついると大きなお友達向けグッズを発見! かわいいものに目がなくて買っちゃいました。
2015年なのに「CCさくら」のコーナーもあったのには少し感動を覚えました。
時間になって劇場に行くと驚くほど多くの老人が群れをなしていました。道理で「Twitter」で検索してもほとんど公演に関する呟きが見つけられない訳だ。来場者はざっと200人以上はいる様子で、来場者の平均年齢は50歳は確実に超えているだろうという感じでした。
朗読は、聴き手の想像を掻き立て、映画を観ているような錯覚を起こしてくれる素晴らしいものばかりでした。とりわけ「雨の日」「生きる」「誇り」「葉桜と魔笛」が良かった。「生きる」の朗読で感極まって泣いて鼻水ズルズルになって、朗読でここまで感動させられることに驚きました。感動して泣くなんていつ以来だろうか。あまりにも感動しすぎて次の「ハナミズキのみち」の朗読が頭に入ってきませんでした。朗読が終わってから余韻にひたる「間」が欲しいと思いました。
最後の漢詩の朗読も、心の持ち様・生き方について考えさせられる聴き応えのある朗読で、これを若い人が聴きに行かないのは勿体無いとさえ思えました。
はぁ……(恍惚)
年配の朗読者の方々に感動させられて、自分も年をとっても感動を与えられる人間でありたいと願いました。