2022/01/16(日)決算所感 ~ネクステージ 2021年11月期 本決算・Enjin 2022年5月期 中間決算~

01/06 ネクステージ 2021年11月期 本決算

対前年同四半期で増収増益増配。4Q単体でも過去最高の業績。主要KPIでは買取台数が前年比158.1%の大幅な伸び。2022年11月期は通期56店舗出店計画で業績予想も約20%の増収増益見込みでさらに増配見込み。決算発表と同時に売上高1兆円の2030年ビジョンを公表。2024年計画は売上高5000億円,営業利益300億円,店舗数327店舗。(2021/11期段階で売上高2912億円,営業利益136億円,店舗数182店舗)業績は申し分ないですが、フリーキャッシュフローはマイナスで手元の現金及び預金で今期の出店費用を賄えるかどうかについてはやや懸念が残ります(2021年11月期は38店舗出店で投資活動によるキャッシュフローは82億円のマイナス。2022年11月期は総合店の出店が前期の+9から+22と大幅に増える計画)。ただ含み益は十分にあるので今後の成長を期待して保有継続予定。

(出店費用補足:「店舗展開にあたっては、大型化にともない1拠点あたりの固定資産設備投資と在庫確保により約8億円から10億円の資金が必要となります。」[ネクステージ 2020年11月期 決算短信 p.6 より引用])

01/14 Enjin 2022年5月期 中間決算

対前年同四半期で増収増益。2Q単体でも過去最高の業績。中間地点で売上高以外は進捗率55%超えで最終益は進捗率64%。月額課金型のプラットフォームサービスの売上高が前年同期比239.7%増で利益率を押し上げて過去最高の営業利益率41.3%を叩き出しました。財務状況も極めて良好。

中間決算の決算発表を跨げたのは、以下の情報によります。

  • 「創業から15年の間にリーマン・ショック、東日本大震災、そして新型コロナウイルス感染症など、様々な経済ショックを経験してきましたが、当社顧客は全国、多業界、多業種にわたるため、特定の地域、業界への打撃等による業績への影響はほとんどありませんでした。」(Enjin 2022年5月期 第1四半期 決算説明補足資料 p.4 より引用)
  • 「当社は基本的に新卒採用メインなので、毎月4月入社後、まず一定の育成期間が必要になります。そのため、育成を経た従業員の営業成績が反映され始める第2四半期以降に売上高が積み上がっていく傾向にあります。」(Enjin 2022年5月期 第1四半期 決算説明補足資料 p.5 より引用)

唯一の懸念は中間決算時点では新卒が退職して社員数が減ったことくらい。しかし、通期で見れば余裕で社員数は増えるでしょうし、ベンチャーあるあるの範囲内。人材採用 -> 徹底的にマニュアライズされた人材教育 -> 増収増益 で成長するストーリーは当面崩れそうにないので引き続き保有継続します。財務状況も良いので近いうちに配当金も出してくれると嬉しいですね。

日本株(現物)のマイポートフォリオの現況

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マザーズが連日、ボッコボコのギッタギタにやられているので含み益が大きく削られています😰

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(👆「SBI証券 株」アプリより)

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一部損切りしました。

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今後の決算発表予定

  • 02/07 チャームケア 中間決算
  • 02/10 ケイアイスター不動産 3Q
  • 02/10 IPS 3Q
  • 02/10 HCH 1Q
  • 02/14 グッドスピード 1Q

オミクロン株に負けずに頑張れぇい📣

2022/01/02(日)2021年度の株式投資結果(年初来:+59.8%)

これまでの年初来パフォ(つみたてNISAを含む)

  • 2018年:記録取得できず
  • 2019年:+28.2%(確定損益: -75,246円)
  • 2020年:-1.2%(確定損益: -125,791円)
  • 2021年:+59.8%(←new! 確定損益: +870,292円)

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【2024年1月1日追記】

今日(2024年1月1日)みたら微妙に損益率が違っていた(計算方法が変わった?)ので、最新のものにアップデートしました↓

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【2024年1月1日追記終わり】

個別銘柄への投資を2018年に開始してから、ようやく日本株で十分なパフォーマンスが出るようになってきました。中々結果が出ずともひたすらPDCAを回して "続ける" ことが大事ですね。今年も何度も心を折られかけました。11月半ばからのマザーズ(小型株)は本当に厳しく感じられましたが、終わってみれば確定損益+87万円、含み益202万円。2021年で日本株の累計確定損益と含み益がつみたてNISAを上回りました。

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2021年は2月16日のベクターの「みんなの電子署名」提供開始のIRを読んで、時価総額・株主構成をチェックして、「これは買われる」と思ってPTSで1000株買って、僅か数営業日で時価総額がもう十分だろうという水準で売れて(ダブルバガー)、その後の投資が極めて楽になりました。

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ベクターの後は、オープンハウス・ケイアイスター不動産などの戸建て銘柄で大きく含み益・確定益を増やせました。ダブルバガーはベクターの他にはアートスパークがありました。フルヤ金属も短期間でそこそこ利益が出ましたが、好業績がどれだけ持続するかが読みきれなかったのですぐに利益確定しました。同じく好業績の持続性や好不調の波が読めない海運・半導体銘柄はほぼ触れずでした。(買っても中長期で持てる気がしない)

2021年の損切りはギガプライズとエニグモが大きめでした。

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エニグモ(BUYMA)はいまいち自分自身良さが分からず、ただビジネスモデルが良い割に安いと感じて投資していましたが、株購入前に妻にBUYMAの所感を尋ねたところ「今さら?」だったので、やはりその反応が正しいのかと感じたり…。

2022年も中小型成長株・PER20倍未満をメインに中長期投資を継続していきます。つみたてNISAを含む保有銘柄で打線を組むと以下のような感じです。

  • 1(中)ネクステージ
  • 2(二)AB&Company
  • 3(三)ケイアイスター不動産
  • 4(左)SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
  • 5(捕)チャームケア
  • 6(一)IPS(4390)
  • 7(遊)グッドスピード
  • 8(右)HCH
  • 9(投)アートスパーク

監督:楽天・全米株式インデックス・ファンド

2022年の切り込み隊長はネクステージ。1月6日に決算発表です。グッドスピードの今期予想が良かったしガンガン出店しているし新車不足でも売る商品がないということはなさそうなので問題ないと予想しています。(まさかのMSワラントがなければ…。)