主に決算短信・決算説明資料・四半期報告書から読み取って記述しております。
「カバー」「シンクロ・フード」も決算発表を跨ぎましたが、もう利確して保有していないので省略します。
主に中古車向けのファイナンスと故障保証。近年はオートモビリティ事業が急成長中。対前年同四半期で増収,営業利益増益,経常利益以下減益。売上高と営業利益は四半期ベースでは過去最高。経常利益以下も一過性の利益があった前年同四半期を除けば過去最高に近い水準。
全セグメントが前Qから成長していて何ら問題ないとみえます。
前年比較は決算説明資料が充実しているのですが、前四半期との比較は充実していないので独自に比較用の表を作成しました👇

カープレミアディーラー(自動車販売店の会員組織)のゴールド会員の前四半期比較での減少は、値上げなどの戦略上の理由によるものと説明されています。
https://youtu.be/Kb-7pMpF6aQ?si=V1d3_-sn369lQ6c5&t=4037
ダイヤモンド会員は増えているのでまず問題ないものと個人的には考えています。
ビッグモーターの不祥事で決算発表前まで株価は大きく下がっていましたが今現在はほぼ回復しました。今後の成長に期待して保有株式は持続方針です。
3Q決算(10月〜12月)以降に個人的に注目しているポイント:
- カープレミアクラブは2023年10月1日より新価格を適用とのことでどう数値が変わるか
- 決算説明資料 p.13「中古車業界のクリーン化に向けた取り組み」の「お客様が安心して商品やサービスの提供を受けられる仕組みを準備中(3Q開示予定)」の開示内容
自分自身、中古車販売店の実態を知らず、数値だけをみてビッグモーターに近い業態の上場企業に投資していたことがあったので、ここの業界クリーン化施策には個人的に期待したいです。
セブンイレブン向けのおいしい焼き魚,惣菜,おにぎり具材等。対前年同四半期で増収増益。前四半期比較でも大幅増収増益で四半期ベースでも過去最高の業績。通期業績予想と配当予想も上方修正。文句なし。
新規顧客獲得, 獲得顧客のリピーター化, リニューアルを伴う価格改定など、すべてがうまくいっているようにみえます。
3Qは決算説明がないのでこれ以上は書きようがなさそうです。
中間決算の決算説明会では、時間をじっくりかけて1.5倍成長目指すとのことでした。株主としても配当金と優待をいただきながら長期投資で応えたいです。保有株式は持続方針です。
主に荷物用エレベーターの製造・販売及び、その保守・修理。荷物用エレベーターにおいて国内シェア4割程度。
2024年3月期第2四半期累計期間においては売上高のうち、保守・修理が39.0%。対前年同四半期で大幅な増収増益。
期初想定に対して売上未達ながら、製品構成変化(中・高価格帯シフト)による採算改善や資材価格上昇を機動的に織り込む等のコストコントロールで利益は大幅超過。
保守契約台数も受注残高も積み上がっていて順調にみえます。
「物流倉庫の空室率上昇といった兆しも散見されており、今後の先行きには慎重に対応」とのことですが、下期は為替前提150円/ドルでも上期比較で増収増益の見通しとのことで問題なさそうにみえます。
エレベーター保守の契約解約率の上昇を個人的には一番懸念していましたが、2Qでようやく沈静化とのことで、今後のストック収入の拡大に期待したいです。保有株式は持続方針です。
高性能・低環境負荷の断熱材の原料開発・販売,及び防水など。日本最大級の施工ネットワークも構築。対前年同四半期で増収増益。営業益・経常益は四半期ベースで過去最高。繁忙期が秋~冬なので、今期の利益予想対して上ブレが期待できそうですかね。
四半期単体の売上高推移は以下の通りです。

戸建部門はもっと悪いかもしれないと思っていましたが、思いの外、健闘している印象を受けました。逆に建築部門は伸びが控えめでした。
最近は新設住宅着工戸数の前年割れが続いていて戸建て関連企業の決算が悪いせいかナフサ輸入CIF価格が上がってきた影響かよく分かりませんがかなり売られていました。直近はインフルエンサーの影響?で株価やや持ち直し中です。インフルエンサーのイナゴはすぐに飛び去る印象ですが今後どうなりますかね。
ここは配当も良いしインフレに対して値上げ力もあるし従業員・株主・地球環境思いの大変素晴らしい会社のようにみえるので保有株式は持続方針でいきたいです。
2024年1月からの省エネ政策の恩恵も期待。
国際通信事業,国内通信事業,メディカル&ヘルスケア事業。対前年同四半期で減収大幅減益。四半期累計だと四半期ごとの成長度合いが分からないので、四半期単体の数値を出してあります↓

大口案件の収益計上が計画通りなく前年同期比で減収大幅減益。しかしながら、回線提供が順調に拡大したことから期初計画は上回る結果とのこと。
PDSCNプロジェクトは2023年12月中に完成予定で、12月28日に完成のIRが出ました。収益計上は第4四半期とのことで3Q決算はどうなりますかね。
前年同期比で減収増益。前年同期はコロナウイルス感染症関係のコールセンター向けの収益が計上されていたようです。
前年同期比で減収大幅減益。「レーシック件数が一部競争の激化の影響を受け、前年同期比減少」はかなりの悪材料。予防医療分野の収益の貢献は来々期となる見込みとのこと。OPEN DOORしてくれることを期待しておきます。
セグメント別業績予想の見直しから計算すると、メディカル&ヘルスケア事業は今期はもう利益が出ない見込みのようです。
下期は国際通信事業で計画を上回る収益計上を見込んで、通期では増収,純利益以外増益に変更なしとのこと。また、為替差益は通期業績予想数値には反映させていないとのこと。
株価は厳しいことになっていますが、事業内容は素晴らしいので、今後の法人向けインターネット顧客の伸びに期待して200株だけ保有継続の方針です。
主にホスピス住宅の運営。2023年6月16日付でスギHDと資本業務提携を締結してスギHDが筆頭株主。対前年同四半期で大幅な増収増益。四半期ベースでは経常利益以外は過去最高。
2023年12月期の平均入居率も1Q→2Q→3Qと0.1ポイントずつ改善。4Qは4施設開設。
2024年12月期に10施設新設となると財務がかなりカツカツですが増資せずにこなせるか。筆頭株主のスギHDの含み損に配慮して銀行からの借入等でどうにかしてくれるのか。
業績は問題ないとみえるので保有300株のうち200株は増資がないことをお祈りしながら持続方針です。
100株はタイミングをみて利益確定するかもしれませんが、今の株価ではまだ売りたくないという気持ちが強いです。
仮に今後増資があって売られる場合でも、将来の売上利益につなげられるので霞ヶ関キャピタルの公募増資時のようにすぐ復活しますかね。
2024年12月期は、四季報は会社の中期経営計画よりも利益面で謎の強気予想ですが、どうなるでしょうか。個人的には会社の中期経営計画くらいを想定しています。
主に家系ラーメン。対前年同四半期で増収増益。四半期ベースでは売上高・営業利益が過去最高。コスト上昇分を価格転嫁しても最近は2019年比で既存店の客足が増えていて素晴らしいですね。
2024年10月期も増収増益増配の予想。
年間目標40店舗に対して未達。物件選定を厳しくしていたためとのこと。
- 町田商店:15店舗
- 豚山:7店舗
- 元祖油堂:4店舗
- がっとん:1店舗
- E.A.K.RAMEN:1店舗
- その他:2店舗
(赤みそ家が2店舗退店, 長岡食堂が1店舗退店)
年間目標23店舗に対して超過。
中期経営計画の上方修正がありました。海外展開を加速するようで楽しみです。
四半期ごとに稼ぐ力を着実につけていますし、2024年10月期は「直営店の契約済み物件だけでも30件の契約が済んでおります。プラス10件は十分、達成すると考えております。」とのことなので余裕の保有継続です。
町田商店は「油少なめ」が個人的なおすすめです。